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「ドラゴンの炎」について
それでは、今日はドラゴンが炎を吐くことについて検証してみましょう。
RPGの代表的な敵キャラであるドラゴンですが、今日はDQのドラゴンに
絞って、検証してみます。
なぜドラゴンは炎を吐くのか、そのメカニズムはどうなっているのか?
仮説
*体内に特殊なガスが蓄積されていて、それに引火し火を起こす。
科学的な視点から見れば、これが最も現実的な仮説と言えるでしょう、
現実にもこのような方法で炎を吐く人物が存在します、
現在フリーのプロレスラー、ミスター・ポーゴ選手(48)は
ガソリンを口に含み、手に持った発火装置で引火させ、炎を吐くと言う攻撃を得意としています、
そう言った点からドラゴンの体内には、ガソリン、
もしくはそれに似た物体が含まれているものと思われます。
ここで出てくる問題点は「どのようにして発火させるか」と言うことです、
ドラゴンの口のあたりには発火装置のような物は見当たりません。
となると、ディーゼルエンジンの要領
で、体内で高圧縮し、爆発させるという説が浮上します。
しかしそうなると炎が吐けるどころかドラゴンの体そのものが爆発して吹っ飛んでしまいます。
仮に無事吐き出せでとしても、その高温に体内の組織が耐えられるはずがありません
「鉄をも溶かす」と言われるドラゴンの炎に耐え得るだけの有機物は
この世に存在しないと見るべきでしょう、
ですがここでラダトームの誰かの言っていた「ドラゴンの皮膚は鋼鉄よりも固く」と言う
言葉を持って来れば、説明はつきます“ドラゴンの炎に
耐え得るだけの有機物はこの世に存在しない”はずなのですが、
考えてみればドラゴンは「この世」の生き物ではないのだからヨシとしましょう
「ドラゴンの体は常識が通用しない程頑丈だ」として、
次に出てくる問題は、引火させる物質をどのようにして体内に取り込むかです、
生命の体内で引火できる物質を生成することは可能です。
大腸で生成されるメタンが代表的ですが、そのメタンを圧縮した程度で発火させるのは
揮発性の問題から少々難しいようです。
そうなるとやはりガソリンが浮上して来ますが、生物の体内で生成が果たして可能なのでしょうか?
まあそれはドラゴンが「この世」の生き物ではないと言うことで片付けましょう。
長くなることですし、それでは最後にメカニズムについてまとめてみましょう。
3のグラフィックでは、ドラゴンは炎を吐く前に一度思いっきり仰け反って空気を体内に取り込みます、
おそらくこの時吸い込まれた空気がガソリンを発火させる為の圧力となるのでしょう。
そして爆発して発火したガソリンを一気に吐き出すと、
とここまで描いてみるとまたさらに無理が生じて来ます。
吸い込んだ空気がガソリンを圧縮させる為に使われているのなら、
炎は何の力で体外に吹き出されるのでしょう?
それでは空気を吸い込む時「ガソリン圧縮用」と「炎を体外に出す用」の
二つをすいこむとしましょう。
その時炎は回りの酸素を消費しながら燃え続けますが、
その時ドラゴンは確実に無呼吸状態のハズです。
それはまあ一瞬ですから持つとして、いかにして何度も連続で吐き出すか、
多い時で4回も連続して吐き出しているのになぜ呼吸困難に陥らないか、
並の生物ではとっくに頭に酸素が行かなくなり昏睡状態に陥りますが
それはまあドラゴンが強靱なんだと言うことで説明がつくでしょう、
なんだ結局科学的に説明がつくじゃんと思ったら、
最後に大きな落とし穴が、
燃料のガソリンがドラゴンの体内で生成されているとしたら、
それは人間の血液や体液のように全身に含まれてるはずです、
ドラゴンの体は言わばガソリンを満杯に積んで、
さらに外側にもガソリンをぶちまけたタンクローリーのような状態で、
少しでも火の気を近付けたら大爆発するような状態にあるはずです、
そこを自分から体内で発火させれば、腹の中から大爆発を起こすことは目に見えています、
あわれドラゴンは我が身のために呼吸もろくすっぽできない体と言う訳です、
こんなんでRPGの代表モンスターとかやってられるんでしょうか?
「ドラゴンの鱗は、炎に強い」なんてのは、科学的な視点から見ればあり得ないことで、
ドラゴンメイルなどを装備すると言うことはガソリンを頭からかぶるようなものです、
武器屋からこんなことをそそのかされ、ガソリンたっぷりのドラゴンメイルを着て、
文字通り戦いの炎に向かって行った勇者の運命やいかに、合掌。
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