先日、気まぐれ日記でミディリン@安田の方で、こんなものを掲載しました。
ドラクエやFFの世界の主人公達も
大魔王を倒すという目的はあるものの、
普段はいったいどうやって暮らして生計をたてているのでしょう。
たとえば、DQ4のクリフトです。
クリフトの職業は神官でありますが、
いったい、どのようにして生計をたてているのでしょう。
疑問に思いました。
教会の寄付金が主な収入源になるのでしょうか。
そういえば、前の会社の同僚が、学生時代に巫女さんをやっていて
そこの神主さんと結婚をして、専業主婦をやっているのですが、
この不景気の世の中、専業主婦をできるとはそこそこ、
旦那さんの稼ぎがよくないととてもですが、暮らしていけないと思いますので
もしかしたら、寄付金などは結構な額になるのかもしれません。
そう考えると、クリフトが教会の寄付金で生活をたてているのも
多少は納得はできます。
実情を考えると、城や街の人々で怪我をした人に
癒しの魔法をかけて、そのときにいくらかを寄進してもらうというのが
現実的な話ではないでしょうか。
王宮戦士ライアンは、城の兵士としてきっとバトランドから
お給料が支給されているに違いありません。
トルネコ(取る猫って変換された)は、家が武器屋だし、
ミネアとマーニャは占いと踊りで、生活をしております。
これをドラクエ3の世界でも考えてみます。
各職業がどうやって生計をたてているのかを考えると、
戦士や武道家や魔法使いは、用心棒や傭兵として雇われることで
固定収入は期待できませんが、ガードマン的な役割で職があります。
商人は、各国との貿易で利益をもうけ、
盗賊は、一攫千金を狙ってお宝を探しあてているかもしれません。
僧侶は、クリフトと同様、教会勤もできます。
では、遊び人は!?
おまえは、どうやってお金を稼いでいるのだ!?
戦闘中にわけもわからず、踊るわ、ぐーすか寝るわ、
あげくの果てには、女の子のお尻を触ってセクハラまがいなことまでします。
パーティーのごみです。
それは、いつかは賢者に転職はできる素質の持ち主かもしれません。
しかしそれまで、ただ飯を食べさせ、一生懸命育てる
勇者お母さんの気持ちも考えて御覧なさい。
そこで遊び人はどうやって生計をたてているかを考察してみました。
安田、先日、サーカスを見てきたのですが、
ライオンやトラの猛獣ショーや象さんの逆立ち、
キリンは出るわ、バイクはかけまわるわ、炎が出るわ、あっけにとられました。
そこでサーカスには、あるショーを終わらせ、
次のショーをする間に、多大なセットをしなければいけません。
準備する時間が必要なのです。
そのショーとショーの合間に準備している時間、客にしらけさせないように
間を持たせるために、ピエロが登場し、客達に笑いをとらせます。
そう、よくよく見ると、DQ3の遊び人、ピエロの格好をしているではないですか。
つまり、遊び人(男)は、サーカスとサーカスの合間に客達に笑いを提供して
それで生計をたてているのです。
私は先日、サーカスにいって初めて遊び人がどうやって生計を立てているかを目にしてまいりました。
では、遊び人はなぜ賢者に転職できるのでしょうか?
僧侶や魔法使いでさえ、きわめても賢者には就職するのは難しい、
悟りをひらかなければいけないのです。
それが、何故遊び人ごときが、賢者に転職できるのでしょうか。
誰かこの疑問に答えてください。
という疑問を安田が思ったところ、
遊び人は何故賢者になれるかというものが読者さんから来ましたので
それをDQ哲学に掲載しちゃいます。
クッポさん
悟りの極値は遊びにあるんでしょう。
つまり悟りの書には真の遊びみたいなことが記載されているんです。
そして遊び人はレベルが上がるごとに自動的に
遊びの極値に近づいていくんですよ(笑)
江端さん
遊び人がなぜ悟りを開けるか!
についてです。
これは確かに・・・・
と気になってしまって授業そっちのけで・・・・
いえ、何でもありません。(笑)
古文のテキストを開いてパラパラ見てたときに思いついたんですよね。
あと、日本史でちょうど密教とかやったし。
受験生ならではの考察なのかなぁ?(笑)
遊び人、彼がなぜ悟りを開けるか!
ココで思い出してもらいたい人物が1人!
“健康”さん・・・いや兼好さんです。
え?だれかって!?
かの有名な吉田兼好さんです。
彼は兼好法師というぐらいだからお坊さんです。
(かなり偏見に満ちたお方だったみたいですが)
彼はお坊さんだから多少なりとも悟りを開こうとしたに違いありません!
(ココはかなり想像。)
そんな彼は中学生でも知っている徒然草の冒頭で
“つれづれなるままに、
日ぐらしすずりにむかひて、
心にうつりゆくよしなしごとを、
そこはかとなく書きつくれば、
あやしう こそ ものぐるほしけれ。”
と書き記しております。
これを訳すと
“何もすることがないヒマなときに
朝から晩まで硯に向かって墨をすって、
自分の心に浮かんでくるとりとめのないことを書き綴っていると
変に気違い(差別用語!?)みたいな気持ちになることだ。”
と書いておられます。(笑)
おそらく遊び人の彼はこんな状態なのでしょう!
しかも、徒然草の中には
世の無常、人の生死のことが多くの段ででてきます。
最初のうちは勇者らとともにモンスターを殺戮していきますが、
Lvが上がるごとにだんだん悟りだして
(本人は意識してない。)
世の無常、人(モンスター含む)の生死について考え出すんです。
そして、だんだん戦わなくなってきます。
出来たヒマな時間で兼好さんのような気持ちになり
戦闘中にあんなことをするのでしょう。(笑)
そして、悟りが開ける!
悟りが開ければ、
加持祈祷も可能になり、
現世利益を人々に与えることが出来る!
(賢者になって魔法が使えだす理由。)
しかも、悟りが開けたかどうかというのは
本人しかわからず、
さらに言葉には表わせないというのが密教にあるんですよね。
本人が悟れても他の人が同時に悟れないのはそのためです。
(悟りの書は不自然!?)
仏教とかでは悟りを開くというのは
仏(如来)になるということを意味してます。(たしか)
観音様もまだ修行中なんですよね。
よってキリスト教の方がた(ヨーロッパ系の宗教)
は神は唯一のものと考えてるため、
悟りを開き自分が仏(神)になる。
とは考えないのでこの意味で悟りを開くことはないのでは?
勇者達が何教なのかは分かりませんが、
神に仕える僧侶が賢者になれないのはこのため?
魔法使いも攻撃魔法を主体に覚えるということは
殺戮を目的に修行をした・・・・・
というわけで、遊び人の考えとは相容れず。
よって魔法使いも賢者になれず。
他のメンバーについても同様のことがいえますね。
賢者になった後、
殺戮を繰り返すようになるのは・・・・
仏が悪人に対して戒めを与えるのと同様?
それとも、
闡教には殺劫という考え方があり、
人間が仙人になっても一つだけ克服できないもの!
これはどうしても殺し合いをしたくなるという
下界から持ち込んだ本能的な衝動で
我慢が出来なくなると、
頭が変になり、心が落ちつかず気が収まらなくなる
そうです。
(封神演技より)
このことによるのか!?
以上のことが
“遊び人が賢者になれる理由”
ということにしたいと思います。
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