お題:ヒャドの効能および術者の相性について
疑問点1:打ち身、打撲に良く効くか?
せ:「ぬぅぅッ!! そのよーな姑息な攻撃はァァァ!!」
ゆ:「お…おいッ! ムリすんなッ!」
せ:「効かん効か…ぐあッ!!」
そ:「うあーん、ちちちチち血が、血がぁー(T T)」
せ:「なんのこれしきッ!! この程度の傷なんでもないわぁッ!!」
け:「確かこの敵…冷気に弱いはずやッ! みんな下がっとき! ウチが片付けたる!!」
ゆ:「おぉっ、なんか妙に頼もしいけどヤな予感がするぞ!?」
け:「ふっふっふっふ…何もかも凍りついてまえーッ!! ヒャドっ!」
賢者の振るう杖から冷気の塊がッ!
しかしそれはたまたま敵と場所が入れ替わった格闘中の戦士に直撃!!
け:「げっ…何そんなとこ立っとるんやーッ!! 当たってしもたやないけーッ!!」
そ:「うぁーん…もぅヤですーッ! もうおうちに帰りたいですー(T T)」
せ:「ん? …んん!? こ、これはッ?」
ゆ:「はぁ…俺ももう帰りてぇ…(T T)」
せ:「なんともブラヴォーでハラショーなアイシング!! これなら今までの打ち身・打撲も
なんて事ぁ無い!! さーさーガンガン行こうかーッ!!」
け:「……バケモンや…あのおっさん…」
……アイシングに効果的だったりしませんか?
疑問点2:術者がひょっとして
ぶ:「墳ッ!! 正中線四連突!!」
敵:「ぎあぁぁ!!」
ま:「おーっ、やるねぇ♪」
ゆ:「さすが…4千年の歴史を感じるねぇ」
ぶ:「破ぁッ!! 寸剄!!」
敵:「ぬッ!!」
ぶ:「い…いかんッ!! こいつには打撃が通じん!! ヒャドを頼むッ!!」
ま:「はァーい♪ やっと私の出番ー♪」
ゆ:「…勇者の出番が一番少ないってのもなんだかなー…」
ま:「まーまー、そんな小さいことは気にしないのッ、おねーさまは哀しいわよ?」
ゆ:「はいはい、もー哀しくてもどーでも良いから、ちゃちゃっとやって下さいな」
ま:「むーっ! 何よその言い方ッ!! 良いわよっ、あとで覚えときなさいッ!」
ぶ:「早くッ!!」
ま:「あ、ゴメンごめん、じゃヒャドいきまーす!!」
魔法使いの振るう杖から凍てつく冷気が!!
ま:「ひゃッ!! 寒ッッ!!」
あわててマントを羽織るまほーつかい。その拍子に冷気の矛先が武闘家に!!
ぶ:「むむッ! 回し受けッ!!」
ゆ:「ほぉ~、凄いな、冷気を全部よけたよ…」
ぶ:「回し受けにはあらゆる防御の要素が含まれている…ってそれより彼女は?」
ま:「さっ…さささささ寒いんデスけど…」
ゆ:「ひょっとしてオマエ……冷え性?」
ぶ:「…………」
…なんて事もありうるのかも(苦笑)。
疑問点3:こんな使い方も?
け:「出たでーッ!! メタルスライムやッ! 逃がさへんでーッ!!」
ぶ:「うむッ! しかしこいつは硬すぎるが…」
け:「ウチに任しときッ! 策ありやッ!」
ゆ:「おぉっ、どんな?」
け:「ヒャド!!」
ゆ:「あぶッ……あああああアブねェだろー!! 人が寄って来てるのに…」
け:「ごちゃごちゃうっさい!! 男やろ!! それより今や!!」
ぶ:「むッ! 凍りついたかッ!! ならばいざッ!! 足先蹴りッ!!」
鋭い前蹴りによりメタルスライムは粉々に!!
ゆ:「おーッ!! やったか!?」
け:「ふふん、ウチの頭脳の勝利や♪」
ぶ:「…否ッ! これは…マズいことに……」
け:「ん? 何や?」
ゆ:「…お、おい…何か溶けて…集まってきてないか? もっかいヒャドでGo!」
け:「Go!言うてる場合やないわッ! 今のでもうMP空やねんで!?」
ぶ:「……こういうときは…」
ゆ:「ときは?」
ぶ:「逃走あるのみッ!!」
ゆ:「激しく賛成!! それじゃ逃走でGo!!」
……参考文献…T2(ターミネーター2」
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